ガラスの花嫁 ルーシー・ゴードン


ガラスの花嫁 (ハーレクイン文庫)
ハーレクイン
ルーシー ゴードン

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<あらすじ>
会って1週間で婚約したイタリア人の恋人と挙式するため、ビクトリアは彼の故郷であるピエモンテの田舎町にやってきた。
こんなに美しい町で家庭を築けるなんて、想像以上の幸せ…。
ところが彼女を出迎えたのは、恋人の兄マウリツィオだった。家業を継いだ敏腕実業家で、誰も逆らえないと聞いている。
彼は挨拶もそこそこに、弟とは結婚できないと彼女に告げた。
幼なじみの女性を身ごもらせたため、責任をとらせるのだという。
あまりの仕打ちに絶句するビクトリアに、彼はさらに言った。
「僕はきみを侮辱した家族の長だ。償いとして僕が結婚しよう」

<感想>
初めて新刊の文庫に手を出してみた。
あらすじが魅力的だったので手にとりました。
アマゾンの商品検索を見てみると、この文庫以外にあと2冊出ているので、再販3回目みたいです。
コピーライトを見ると1987年となっているので、20年くらいの前の話ですが、全然古くささは感じませんでした。

一回目読み始めた時、本当にヒーローの考えていることがわからなくて、しかもヒーローはそんなにヒロインの事を好いている様子もないし、ヒーロー弟はダメ男ぽい面がどんどん見えてヒロイン気分で読んでると幻滅だし、これは買って失敗かな~と終盤ちょっと前まで思ってました。
でも怒涛の展開に、ええええっちょっと待て!ヒーローそんなにヒロインの事好きだったのか!!とびっくり!
もっと早くに言葉に出していえよ!
まさか、最初のあの台詞にいろいろ遠慮していたなんて……。
じゃあ、もしかして、ヒーローがヒロインと結婚すると決めたのは、ヒロインのあの台詞でいけると思ったのか?とか、終盤でのヒーローの事情を勘案すると、本当によくできた話だな~と感心しました。
ヒーローヒロイン夫婦もさることながら、ヒロイン弟と幼馴染の女の子も、ちらちらとしか見えないながらも、まさにハーレクイン的な展開で話が進んでいて、二組のカップルが二重らせんの様に複雑に絡み合う話になってます。
ラストには4人みんなそれぞれ成長して愛を手に入れて、幸せになれた姿に感動しました。
しばらくはヘビーローテーション入りです。

おしむらくは、4人以外の脇キャラがイマイチ生きてないところかな。
ただの都合上でてきました的な感じ。
ヒーロー兄弟の伯母さんやヒロインの伯母さん夫婦などが、もう少し性格がはっきり出ていたらもっと生き生きして、もっと魅力的な話になったと思う。


<お気に入り度>
★★★★★

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