読書感想記「HOLLY's Reading」

アクセスカウンタ

zoom RSS 復讐は恋に似て ジェシカ・スティール

<<   作成日時 : 2009/10/31 11:06   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


復讐は恋に似て (ハーレクイン・イマージュ 2059)
ハーレクイン
ジェシカ・スティール

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ




<あらすじ>
ダーシーは派遣会社で働きながら年老いたエミーと暮らしている。
病気がちなエミーの看病をちゃんとしてあげたいダーシーは、時間を自由に使える今の生活をわりと気に入っていた。
ある日、書類の配達を頼まれたダーシーは指定されたホテルに向かう。
部屋にいたのは不穏な表情を浮かべた屈強な男二人で、中に引きずりこまれた彼女は、恐怖のあまり気を失ってしまう。目覚めたとき、そこには三人目の男がいた。
「私をどうするつもり?」朦朧とする意識の中で、ダーシーは尋ねた。
「脅迫に加担した君をどうしたらいいと思う?」男が険しい表情で言う。
脅迫?まったく身に覚えのない彼の言葉にダーシーは呆然とした。

<感想>
1982年作のようなので、その頃翻訳されてなかった作品。
話がどう転ぶかわからないサスペンス物として、ハラハラ感やスピード感はすごくよく出ていると思います。
終始ヒロイン視点で話が語られるので、ヒーローが全く何を考えているのかわからない怖さがよくわかる。
ただその所為で、話がどうなっているのか全体像がつかめなくて、ヒーローが苦しんでいる様子をみてほくそ笑む楽しみがなくて残念。
話の筋としては、脅迫された妹の代わりに事件を対処していたヒーローが、脅迫の証拠物を持ってきたヒロインを脅迫の共犯者だと思い込んで、脅迫者に逆ネジ食らわそうとヒロインを監禁。
だけど、ヒロインの純真さに惹かれ、実はメロメロになったのにヒロインは悪い仲間だと思っているのに手を出せず、だけど難癖をつけて自分の家にいさせる。
ヒロインは隙を見て逃走する。
その後、誤解も解いてないのに、ヒーローはヒロインを派遣会社を通じて、自分の下に呼び、秘書の仕事をさせる。
ヒロインは、共犯者として見張られていると思い、めちゃくちゃ警戒するが、ヒーローに惹かれている自分を発見。
不器用で仕事人間のヒーローは、ヒロインにアタックするが、警戒しまくりのヒロインには、自分が嘘をついていると疑われているとしか思えない。
(ヒーローのアタックは最後まで読みきってから、あれ?もしかしてヒーローはアタックしているつもりだった?と気づいた)
一度は、良い感じになった2人だが、誤解を一切解いていないヒーローのことを信じられないし、ヒーローのことをよく知らないヒロインは、一夜だけ求められたと勘違いして逃げ出す。
逃げ出したヒロインをまたヒーローは仕事を口実に呼び出す。
ヒロインは、別の社員に行ってもらうように手配する……
そんな感じで、後半はヒロインが逃げてヒーローが追いかけるお話。

つーか、ヒーロー、ヒロインが共犯者じゃないとわかった時点で、一回ちゃんと謝れよ!
それをいつまでも言わないで、仕事の依頼で呼び出すから警戒されるんだってば。
(たぶん、その時には、ヒーロー本人もなんでヒロインを呼び出してるんだか自覚なかったんだろうな〜)
ヒロイン、あんな監禁や誘拐にあっているんだから、警察に相談しろよ!
……それを言ったら、話が進まないんだけどね。

ご都合主義的な脇キャラもそこそこ個性があっていい。
ヒロインと一緒に暮らしている元母のナニーで可愛いおばあちゃんのエミーとか、ちらりとしか出てこないヒーロー弟のブレアとか、それぞれそれなりにヒロインやヒーローを心配している様子を読み取れる。
それに、いろいろつっこんだけど、さすがジェシカというべきか、ヒロインの心情がよく響きます。
お話としては突っ込みどころ満載だったけど、キャラを楽しむのにはいいかもしれない。
読み返して、次はヒーローがアワアワしている様を見出して楽しみたいと思います。
ヒロインが来ると思って、ビシッと決めて待っていたら、来たのは別人で呆然なヒーローとか想像すると楽しいかもしれない。
 

<お気に入り度>
★★★☆☆

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
復讐は恋に似て ジェシカ・スティール 読書感想記「HOLLY's Reading」/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる