別れの日まで愛して メラニー・ミルバーン

別れの日まで愛して (ハーレクイン・ロマンス)
ハーレクイン
メラニー ミルバーン


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<あらすじより>
付き添い看護師として大富豪の主人の最期を看取ったエマに、驚愕の知らせがもたらされた。
遺言により、故人が所有する不動産の半分がエマに遺贈されたという。
ただし、父親と疎遠になっている息子のラファエルと結婚し、一年以上継続することが条件だ。
数日後、ラファエルが訪ねてきて、いきなりエマをなじった。
「父のベッドに忍びこんで、ひと儲け企んだわけか」エマがいくら否定しても、彼はまったく聞く耳を持たず、心底エマを軽蔑しているようだ。
こんな男性と結婚生活を続けるなんて、可能だろうか。

<感想>
えーと、とりあえず指摘したい。
あらすじには「遺言」となっていますが、本文がずっと「遺書」との記述がモヤモヤして仕方ない。
goo辞書で調べてみると、
遺言→1)「ゆいごん(遺言)」に同じ。
    (2)〔「ゆいごん」の法律上の読み方〕人が自分の死後に効力を生ぜしめる目的で一定の方式によってなす単独の意思表示。
    法律上その内容として、認知、相続人の廃除、相続分の指定、遺贈などが認められている。
遺書→(1)故人が死後のことを考えて書いた手紙や文書。
    (2)後世に残した著作。遺著
つまり、法的に効力を発揮するのが遺言、死に行く人が言いたいことを書いたものが遺書。
この話の場合、法的に有効なわけですから「遺言」が正しいと思われます。
それに、遺書はどうしても自殺する人が書くイメージがついて回るので、ここでは適切じゃなかったと思います。

さて内容ですが、なんかラスト近くになってくるにつけ、ヒロインが嫌いになった。
途中までは、健気で献身的なヒロインを好意的に読んでいたんですが。
ヒーローの事情がわかってきて、ヒーローの気持ちが察することができるのに、愛していると言ってくれないと嘆いたり、他に愛人がいるんでしょと妄想して嫉妬して、キーキーしているのが嫌。
ヒーローと父の和解を阻止したヒーロー父の愛人の方がある意味、素直に意地悪で好きだな。
出てきた時、ちょっと唐突で無理やり辻褄あわせした感が否めないけど。
ヒーローはちょっと疑り深いし、屈折してるけど、そんなに悪くないと思いました。

<お気に入り度>
★★☆☆☆

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