魔法が解けた朝に ジュリア・ジェイムス


魔法が解けた朝に (ハーレクイン・ロマンス)
ハーレクイン
ジュリア ジェイムズ


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<あらすじより>
私、ひどくばかなまねをしているのではないかしら?アレクシーズの誘いに乗って世界各地を巡りつつも、キャリーはいつも破局の予感におびえていた。彼はギリシアの大富豪。ウエイトレスをしていたときに知り合った、別世界の男性だった。一方、アレクシーズは彼女に愛を教える喜びに浸っていたが、母親に資産家の娘との見合い結婚を迫られ、一計を案ずる。キャリーを恋人に仕立て上げて連れ帰れば…。わけもわからずギリシアへと連れていかれた彼女を待っていたのは、ギリシア人ばかりの晩餐の席と残酷な仕打ちだった。

<感想>
一目惚れから始まった夢のような時間を過ごすヒロインですが、常に先行きがわからない不安に苛まれている。
ヒーローは、ヒロイン不安も自分が一目惚れしていることもわからず、ただ今の関係に満足しきっている。
そんな中、とある出来事とヒロインがヒーローの母と腹違いの弟に吹き込まれたことで、2人は悩み苛まれていきます。
なんだか、ヒロインの心情と吹き込まれたことを知らなかった、ある意味純粋なヒーローがかわいそう。
私としては、ヒロインはもっとヒーローを信じてやれよ!と思ってしまいました。
それから、ヒーロー母と腹違いの弟はもっと悪役に徹してくれてもいいのに、ヒーローが最終的にはは憎めないような言い訳していい人になっちゃうし、ヒーロー一人がバカをみた感じ。
てか、ストレス厳禁な時のヒロインにヒーロー母は、いくら絶好の試す機会とは言え、あの申し出はキツいでしょ?
言い訳を読んだ後、読み返すと確かにいろいろ考慮していたのはわかるけど。
ヒロインもどうして、ヒーローをもっと信じてあげないのかな?信じられないならそう言えばいいのに。
内に蓄めるタイプのヒロインはまるで日本のよう(笑)
去っていったヒロインを捜し出したヒーローが見たヒロインの正体で最後にどかんと驚かせてくれます。
……でも、ちょっとくらいその片鱗をどこかで見せてくれていればよかったのに。
そしたら、「頭の悪い売春婦」のフレーズにどれだけヒロインの気持ちがこめられていたか、もっとわかったのに。

ハーレクインの邦題には、なんでそんな題名を?と思うことが多いのですが、「魔法が解けた朝に」は、とってもぴったりの邦題だと思いました。
ヒーローが魔法使いという意味と、魔法が解けたヒロインの本来の姿と、ヒーロー母や腹違いの弟との家族愛にも魔法の意味が通じると思いました。


<お気に入り度>
★★★★☆
綺麗にまとまりすぎてあっさり味。お邪魔キャラがいい人に変身してしまったからかな?

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